ぞうさんペーパー日記 

株式会社ミチコーポレーション植田紘栄志のBLOG

子供達の留学

留学中の子供達

新型コロナウィルスで外出禁止令が出ているスリランカ。
高校留学中の娘も授業はZOOMで自宅と学校間をオンライン授業。それでも週末は暇で、今日は日本料理をホームステイファミリーに振る舞ったそうな。日本にいた時は作ったことなかっただろうから、巻寿司はおそらくユーチューブで作り方をチェックしたのだろう。凸凹の寿司だが、恐れ知らずのチャレンジはエンターテイメントとしては合格。ホームステイファミリーも喜んでくれて写真を送ってきた。
息子が留学中のマレーシアも事実上鎖国状態で家から出られない状況だが、鳥の巣探しや虫と遊んだりしてなんとかやってるみたい。
どんな時もチャレンジの数に比例するのは楽しい時間。こんな時期も人生の良い経験にしましょう。経験はのちに必ず役に立つでっしょ。
PLAY BRAVERY!

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スリランカの高校に留学中の娘の現地レポート

前回ご心配をおかけしました、スリランカの高校に留学中の娘のレポートです。
短期間で、ぼっちランチ、デング熱、ビザ問題、転校、コロナ学級閉鎖、など苦労した模様。
「このレポートの中身にはパパの存在が完全に無の状態ではないか!」と文句を言ったら「パパのこと書くスペースなかったんよ」とのこと。オーマイゴー

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〜帰国&最終決断の報告〜

 スリランカの高校に留学中の娘がデング熱に感染したので、急遽コロンボ入りしておりましたが、先ほど福岡空港へ到着しました。
 現地ではデング熱以外にも様々なトラブルが重なりましたが、やはりデング熱に関して僕はかなり心配しました。自分でも感染したことがあるので深刻さも理解してますが、危惧していたのは、この病気は特に子供が2回目の感染が危険な場合があるという点です。
 コロンボ空港へ到着すると、すぐに娘が入院中の病院へ直行後、静かに娘の病室のドアを開けると、腕に点滴の注射針が刺さったまま心細そうな顔つきで僕を待っていた娘の顔を見た瞬間に、速攻広島に連れて帰ろうと思い、すぐに帰国に向けたアクションプランを考え始めました。広島で通っていた芸北分校の校長にも国際電話で「帰国することになりそうです」と連絡を入れました。
 次の日から帰国を前提に、僕が医者と何度か帰国タイミングを協議していると、娘が「パパ、ひよりは今あきらめて帰国すると、後で必ず後悔すると思うから、帰国しないでこのままスリランカに残って勉強したいんよ」と強く粘りだしました。
 それを聞いても僕は娘を相手にしませんでしたが、内心はかなり迷いました。入院していた病院の医者も「できれば帰国した方が良いです」と僕に進言していましたが、日本食レストランへ連れて行くと娘はすぐに元気になり、退院後の血液検査の結果も良好でした。
 そこで僕は、今後デング熱にかかるリスクが比較的に低い地域、あまり蚊がいなさそうな環境の高校とホームステイ先を、数日の間で新たに見つけることができれば、当然リスクは残りますが、娘の希望通りに引き続き留学を続行させることにしました。数日で見つけられなければ帰国です。
 紅茶会社を経営する親友のコリタファミリーに協力してもらいながら色々探してみた結果、バッタラムラという町にちょうど良い感じの高校を見つけました。コリタの自宅がその学校に近かったので新たなホームステイ先も彼の自宅に決まりました。
 ということで、ひよりは、デング熱に再び感染しないように十分に蚊に気をつける事はもちろん、IELTSという英語検定試験で海外の希望大学へ入学できるだけの成績を残すことも新たに目標に加えて、引き続きスリランカ留学を継続することにしました。
 余談ですが、ひよりが入院していた期間、他のクラスメイトはタレントショーという文化祭のような行事の準備と練習を進めていました。ひよりもタレントショーで日本舞踊を披露する予定でしたが、入院していたので十分に練習ができなかったこともあり、休んでもいいと校長先生が気を使ってくれました。
 来たばかりの頃は、英語に自信がないのでタレントショー出演にひよりはストレスと感じていたようですが、この3ヶ月間毎日クラスメートと一緒に準備してきたこともあり記念にもなるので、結局出演することになりました。
 せっかくなので僕もそのタレントショーを観覧することにしました。そしてタレントショーが終わった2時間後に空港へ直行し、香港経由のフライトで帰国することにしました。それが昨夜のことです。22時間くらい前の話です。
 客席は150人くらいで、外国人は僕一人だけ、出演者もひより一人が外国人でした。
ちなみに、ひよりの日本舞踊は完全に盆踊りでした(笑)。ユーチューブで踊りを覚えたようです。浴衣や帯の着付けもネットで調べたそうな。
タレントショーが始まってまもなくすると、司会者が英語でひよりを次のように紹介しました。
「日出ずる国からやってきたヒヨリ・ウエダのパフォーマンスはジャパンの伝統的なダンスだよ、見逃すな!題名はチェリーブラッサム、張り切ってどうぞ!」
そして150人の観客が見守るステージに、浴衣を着たひよりがカチコチに緊張しながらも、ニコニコと笑顔でひとり盆踊りを踊りはじめました。その姿を観ていた僕は、数日前に入院していたひよりの姿や、帰国したくないと必死に説得を試みる娘の表情がフラッシュバックしてきて、危なく涙が出そうになりました。
 タレントショーが終わると、先生や友達にお別れをした後、すぐにUBERタクシーでコリタの家にひよりを送り、僕一人だけが空港へ向かう車に乗りました。その時「じゃあな、頑張れよ」と声をかけたときのひよりの表情は、確かに3ヶ月前の表情よりバージョンアップしていました。ほとんど英語ができない中で、外国人自分一人だけの地元高校での留学生活スタートから、毎日続くひとりぼっちのランチタイムやチンプンカンプンの授業、そしてデング熱感染と外国の病院にたった一人での入院、そして慣れた頃に転校、親切にしてくれたホームステイ先のドクター家族との別れ、それらを3ヶ月間で経験した娘は、あと8ヶ月間でどれだけ成長できるのかはわかりませんが、以前よりも少しだけ自信がついた顔つきで、僕に手を振っていました。
 来週から車で東京と静岡に出張予定です。博士の本のトークショーの打ち合わせや商談などなど予定してます。
今年の年末は初めて家族がバラバラに過ごす予定です。
子供たちに負けないように僕も頑張りマッスル。
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チャンスとリスク

日本では手軽に世界にアクセス出来るインターネットが使えても、日本語サイトしか見ない人がほとんどらしく、世界最強と言われる日本のパスポートも、所持率に至っては20%そこそこしかない。
あちこちの学校などで講演して、地元の町が世界の全てだと思ってる子供が多いように感じたけど、自分の町から世界を見渡す子供がもっと増えたら、日本ももっともっと面白くなると思う。
留学は確かに今回のデング熱のような、日本にいれば遭遇しにくい様々なリスクはあるが、チャレンジした者にしか見えない景色があるのは間違いない。移動距離とチャンスは完全に比例していると、僕は二十歳過ぎて実感したが、実感する時期は早いに越したことない。
親としては心配は尽きないが、チャレンジは繰り返せばいいし、リスクには準備と覚悟で挑むだけだ。
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娘のデング熱のその後

まだスリランカにいます。
留学中にデング熱に感染した娘のひよりですが、血液検査はあと数回ありますが、血小板の数値は感動的に回復しました。
入院していた病院も退院して、安静にしながらも普段通りの生活も再開しています。
 しかしながら、今後もスリランカ留学を続行するかどうかの決断をしなくてはいけなくなりました。
 デング熱は2回目の感染が非常に危険だということがネックになります。もう少し身体が成長して抗体力をつけてから再度留学したほうがいいという現地の医者や友達からの意見もあり、明日中には決断するつもりです。
娘は僕がスリランカ入りするまで一人で入院中だった時はホームシックになっていましたが、今は引き続きスリランカで留学生活を続行するために、なんとか僕を説得しようと試みています。やっと数人友達ができて楽しくなってきたところで、英語での授業にもどうにか食いついていけるようになってきたところだった中でのハプニングでした。
来月は文化祭で150人の前でステージに立ち、着物を着て日本舞踊を披露する予定でしたので、毎日練習していたところでした。タレントショーの司会もする予定でした。
普段の授業やホームステイホストファミリーのおかげで英語もリスニングが飛躍的に進歩しているようです。
 娘にとっては辛い決断になるかもしれませんが、冒険において勇気と無謀は大きく違い、他力本願的なチャレンジやギャンブル的な決断はしたくないので、リスクのバランスを考えて、ネットの情報や現地関係者のアドバイスをふまえ、続行もしくは日本の地元高校復帰も視野に入れて、明日決断するつもりです。のどかな中山間地域の分校から、16歳で、急成長するこれからの国スリランカの、地元高校でAレベルの海外大学進学カリキュラムでの留学をチャレンジした娘の勇気になんとか応えたいですが、長期の視点で可能性を考えて決断します。
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急遽スリランカへ

急遽、昨夜からスリランカに来ています。
実は、前日の夜にスリランカに留学中の娘が、数日前に高熱が出たので血液検査をしていたのですが、血小板の数値が195000から135000まで落ち、次に90000まで落ちて最終的に70000と、危険な数値まで落ちました。
 そのデータを知って驚いた現地のホームステイのホストファミリーや、ぞうさんペーパーのビジネスパートナーのツシッタ、芸北にもよく遊びに来てくれる紅茶会社を経営する友達のコリタ家族が「すぐに入院したほうがいいと思うぞ」「お前すぐにこっちに来て最終決断したほうがいい」とアドバイスしてくれたこともあり、急遽現地に向かうことにしました。
 最初は娘を日本に帰国させることも考えましたが、デング熱やチクングンヤ熱だった場合、飛行機での長旅は危険だと判断して、僕が現地に行くことにしました。そして予想通り娘はデング熱に感染していました。
 娘の入院の電話連絡を受けたあとは、ネットでチケットを予約した後、速攻広島の自宅から福岡空港まで車を飛ばしました。そして福岡空港からいったん上海へ飛び、最短時間の便に乗り換え、コロンボへ到着、空港から直接タクシーで病院に向かい、娘の入院する病室に到着しのは、最初に電話から24時間後でした。
 病室に到着してすぐに、担当医から検査などのデータを見ながら説明を受けました。娘は一人で頑張ったようで、僕が到着した時にはすでにピークは過ぎ、デング熱をやっつけて回復に向かっているとのことで安心しました。ピークは土曜日だったようです。
 娘は39度の高熱の中でガッツで乗り切りましたが、もう体調も落ち着いて元気になっています。寝込んでいる時、日本食を食べる夢を見たと言ってました。
僕は荷物の重量ギリギリまで日本食を背負って行きましたので、病室で味噌汁やお菓子を見せると娘の顔色は明るくなりました。
 僕も10年ほど前に感染したことがありますが、デング熱は4種類あり、娘はそのうちの1種類にかかったわけですが、蚊を媒介して感染するため、雨季は気をつけなくてはいけないそうです。
とにかく支えてくれる人たちのおかげで、大事に至らなくてよかったです。僕の仕事関係者や学校の校長先生も病院に来てくれたようです。みんな娘のスリランカ留学を応援してくれており、とてもありがたいです。
 今回、僕のパソコンと最低限の着替え以外、スーツケースの中身は日本食の食料ばかり入れてきましたので、娘も元気が出ると思います。というか、もうほとんど以前と同じくらい回復しました。あとはゆっくり静養して栄養を取れば完全復活することでしょう。来月初めには学校の文化祭的イベントで日本舞踊を披露する予定です。
 急遽スリランカ入りしましたが、仕事はコロンボでもオフィスやカフェで日本にいる時とほぼ同様のことができますし、電話やメールなどもいつでも繋がります。
 オープンマイクなどのイベントやカフェに会いに来てくださる方々にお会いできないのは残念ですが、来週には帰国しますので、ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いします。
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プロフィール
植田紘栄志


植田紘栄志(うえだひさし)
株式会社ミチコーポレーション
代表取締役社長
ぞうさん出版
出版プロデューサー
芸北ぞうさんカフェ
オーナー
第一ぞうさん丸・船長

ゾウのウンチをリサイクルした紙「ぞうさんペーパー」などを、スリランカで作っています。全国の動物園などで好評販売中。

そのほかにも、いろいろファンキーな商品の開発、海外出張レポート、会社経営についてなど、自分ではマメに書いてると思います。

2011年から本社を広島に移転し、北広島町の田舎町で田舎暮らしを家族と共にしてます。

※このブログは、ビジネスブログや社長ブログというより、個人的な位置づけのブログです。あしからず。

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著書
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冒険起業家 ゾウのウンチが世界を変える。(ぞうさん出版)
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