ユネスコの世界遺産に登録されているタンザニアのセレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)。素晴らしい動物の楽園だが、ぶった切る2車線のハイウエー建設計画は、たとえばヌー130万頭が季節ごとに行う「大移動」のルートをハイウエーが遮断してしまうらしい。

 ヌーは、草原の再生を助け、絶滅が危惧されているライオンやチーターなどの捕食動物の個体数を維持するなど、セレンゲティのぜい弱な生態系において重要な役割を果たしているとのことです。

友人のシンガーソングライターのマユカ・タイズさんは、セレンゲティ国立公園の保護を訴え、メッセージを歌にしてライブで発表したりしていました。


今日、マユカさんから知ったのですが、そのハイウェー建設計画が中止になったとのことです。「動物の最後の楽園」を守るためのバトルの結果、政府が計画を取りやめたということです。

http://www.savetheserengeti.org/general/highway-plans-tabled/#axzz1Q7CA8oHb
http://www.bbc.co.uk/news/science-environment-13904464

一度壊れたら取り返しがつかないものが自然界にはたくさんありますので、セレンゲティと動物達が助かったように、原発もなくなって世界中が安心できる場所になれればいいのですが。

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